2026年度 研究スタートアップ助成制度 採択者のご紹介

このたび、一般社団法人日本キャリア・カウンセリング学会の「2026年度 研究スタートアップ助成制度」において、厳正なる審査の結果、以下の研究課題が採択されましたので、ご報告いたします。

本制度は、研究経験の極めて少ない正会員によるキャリアおよびカウンセリングに関する研究活動の開始と促進を目的として本年度より実施しております。今年度が第2回目となりますが、昨年度よりもさらに多くのご応募をいただきました。書類選考および審査委員による慎重な審査を経て、以下の方が採択されました。

採択者

氏名:小森 雪菜(こもり・ゆきな)氏

所属:法政大学大学院 キャリアデザイン学研究科

研究課題:「子供を持たない中年期女性のキャリア形成の課題に関する研究」

研究概要:現在、日本では4人に1人が生涯子どもを持たないとされており、その割合は先進国の中でも最も高い水準にある。本研究では、子どもを持たない中年期女性に着目し、そのキャリアを取り巻く社会的背景を踏まえながら、仕事やキャリアへの向き合い方の特徴およびそのメカニズムを明らかにする。さらにそれらが働き方や心理的側面に及ぼす影響とその促進・緩衝要因について検討する。本研究を通じて、子どもを持たない女性が抱える課題やキャリア支援の可能性について、新たな示唆を得ることをめざす。

採択者コメント:この度は研究スタートアップ助成にご採択いただき、誠にありがとうございます。本助成を励みに、研究を通じて社会や企業における女性活躍の捉え方に新たな視点を提示できるよう取り組んでまいります。

 

小森氏の研究は、これまで十分に注目されてこなかった子どもを持たない中年期女性のキャリア形成に光を当て、多様な生き方を支える新たな視点を示す意欲的な研究です。学会としても大いに期待しています。なお、本研究の成果は、助成期間が終了する次年度以降に発表される予定となっております。

引き続き、日本キャリア・カウンセリング学会では研究活動の支援を通じて、学術の発展と実践の促進による社会貢献に取り組んでまいります。